治癒は許可制
自分以外の意思による許可

痛みや不調は、家族という繋がりの中では自分以外の要因で、つまり他の家族の考え方が違っているという時に出てくることがあります。これは、自分以外の痛みや不調の方がより本人に何かが強く伝わるという時に起きます。ですので、自分が大切に想う家族の誰かに痛みや不調が出現します。普通なら、なかなか考えを修正できないけど、家族の為ですから、修正の努力をします。こういう時に出る痛み・不調は、自分を見つめ直し、向上して行く為の指針として誰にでも現れます。ですので、あなたが本来の自分を取り戻し、悪い考えから抜け出た時、そういう痛みや不調は消えていきます。痛みや不調は、そういう役割を帯びていますので、家族の痛み・不調・病気に自分として何かできることはないかという想いを運ぶことは大事になります。そういう役割のものですから、痛み・不調・病気・怪我は他人とは一切リンクしません。他人との関係性であるのは、他人からの攻撃で病むということだけです。

自分の意思による許可

痛み・不調・病気は、自分を守るという時に必要になることがあります。他人からの攻撃や家族からの攻撃にさらされると、安全を確保する必要がありますので、その為の手段として、痛み・不調・病気を作り出すことになります。これは自己を防衛するという本能的な反応です。本能的でありますから、その痛み・病気がなくても安全が確保できたと信じられるまでは、自分でも、その痛み・病気をコントロールすることが出来ません。家族にはきつく当たることもありますが、それも本能的な反応です。また、本人以外の何らかの作用も効果をもちません。つまり、いかなるアプローチも安全確保ということがない限り効果を持たない可能性が高いということになります。また、稀に、その壁を打ち破り、何らかの作用を出せるケースでは、本人の無意識が、あらがいます。それは、痛みや病気を消されては怖いからです。この場合、別の痛みを作り出し、防衛を計ろうとします。こういう時、家族が痛みや病気を治せば、何かが解決すると考えてしまっている傾向にあります。そうではありませんから、それを説明するために敢えて痛みを増やすということを行うこともあります。問題は、本人にとり安全と思える環境が整うかどうかですので、そこに焦点を当てていかなければなりません。それは、寄り添う家族の心の在り方です。心から寄り添う準備が出来たとき、本人の本能が病気から回復するという許可を出します。

似ているものに、自分の都合の良い状態を作り出す為に病気や不幸な状態になろうとする場合があります。これは、逆に自分が家族の心を攻撃して、家族が自身を病気であるとか可哀想な状態であると思うように追い込んでいる行為です。特徴は、本来の自己防衛は、実際に他人に攻撃される(職場や学校でのいやがらせ)や家庭内の暴力(言葉・身体的)がある時に身を守るために起きてきますが、このケースでは、そういった要因が皆無で、単に自分中心で家族が動いているのを望む所から心配や注意を自分に向ける行為になります。そして、自分の思うように家族が動くようにもっていきます。その手段は、弱い立場を演じるか、物凄く強い立ち位置で強圧的にコントロールするかです。本来の自己防衛でも家族に強くは当たりますが、それは、感情の起伏がコントロールできていないだけです。

行動制限が解かれた時

痛みや不調は、運気を保つ為に発生する場合もあります。特に持病の発症は、何かを健康であると、そのまま遂行してしまうような場合に起きてきます。自分でも、なんとなく、病気ではないような感覚はあります。そのような時は無理をせず、やろうとしていたことをやらないでおくということが大事です。運気の流れが来たら、体は回復し、物事に取り掛かれるようになります。運気を保つには、何もしないというケースもあるのです。

設定の解除を求める時

人には色んな課題(常に自分の生き方を見直す)が何らかの形で日常に示されてきます。その何らかの形が、痛みや病気であったりします。ですので、その課題が乗り越えられないと、ずっとその痛みや病気を抱えることになります。課題として形になっているものですから、どのようなアプローチも一時しのぎに過ぎません。課題に気付き、それを自分の中に落とし込めた時、痛みや病気は消えていきます。ただ、その課題というのが、なかなか気付けないです。次に、もし気付いても、なかなか修正出来ません。それを乗り越えて、体に痛みや病気が必要なくなった時、時間を要していますので、自然には、その痛みや病気の設定がなかなか解除できないケースもあります。そういう時に、他者の力を借りることになります。他者が触れるだけで解除出来るケースもあります。それは、設定が解除されるには自分以外の作用が働くだけで良いケースです。しかし、設定が複雑化していると、何をやっても変わらないという状況に陥ります。そういう時の設定の解除は、手法であり、また、ご本人の意識を変えるという所にあります。

環境は思考により生み出される

痛みや不調そして病気や怪我は、何らかの意味があります。しかし、出来るだけない方が良いわけで、それがないように過していくには、あなたの思考の在り方を変えるしかありません。マイナスの思考からは、痛みや不調を招きやすくなります。マイナスの思考とは、自分が変わることを拒み、他の方が変わり環境が良くなれば良いと考えることです。これは絶対に起きません。自分が変わることなく、周りの方が変わったと感じる時、それは、あなたの恐怖支配です。みんな怯えています。そのような環境下では、健康であろうはずもありません。あなたが何かを受け入れていく度に、環境は良くなります。受け入れていくというのは我慢するということではありません。物事をきちんと正しく解釈していくということです。

この記事を書いた人

堺市北区の中百舌鳥にて占い師をしています。

このブログでは、運命改善に役立つ考え方を書いています。日常どのように考え過ごすと良いかという疑問に答えたく、みなさんが少しでも不安を取り除き、また、自分を見直すヒントとなりますようにスピリチュアルという不可思議な世界観を嚙み砕き、わかりやすく説明しています。占いは、当てものではございません。みなさんが自分で答えを見つけていく、そのヒントをお伝えするものです。このブログから、みなさんが開運するきっかけを見つけられることを願います。