心配りに失敗はない
反応がないと感じた

何かを変えていくには、実際にやってみるということが求められます。多くの方が、やってみる前にやらない理由を考え判断を鈍らせます。事が動くには、動きを付けるしかありません。動きを付けてみて、その反応を見る。これが非常に大事です。人の感情が関わる物事の一つ一つに正しい方法などは存在しません。人の感情や感覚が、瞬間瞬間に移り変わっていくものだからです。先を読むなどということは、あなたが今どう動いた、何を言ったで変わるから意味を持ちません。必要なのは、反応を見て、あなたが周囲に心を配っていくことです。周囲に心を配るには、よく周囲を見ていないと出来ません。周囲をよく見ておくということは、自分が行動していく基準を知るということに繋がります。あなたが動く時、必ず反応は起きています。反応がないと感じるのは、周囲の意識より自分への意識がまだ高いのです。

時間の感覚のズレを感じた

自分への意識が周囲への意識より、まだ高い時、周囲と自分との間に時間の感覚のズレが生じてきます。自分への意識が高い時、時間の感覚は短く、周囲への意識が高い時、時間の感覚は長くなります。ですから、周囲とペースが合わないという時は、あなたの意識が周囲へ向いていないと言えます。自分の段取りとか、効率ばかりを意識する時、空回りしてしまいますので、周囲にペースを合わせて欲しいなら、言葉足らずにならないように注意しないといけません。それが、自分のペースに合わせて頂く時の心配りです。自分のペースに合わせて頂くのですから、分かりやすく伝えることを心がけ、何かあっても自分が対応するという気持ちでないといけません。伝わっていなかったということは、あなたの伝え方が甘かったということです。こう言えば、こう理解するはずで、こういう風に気をまわしてくれるだろう。。そんなことは自分の勝手な思い込みですので、自分のペースに人を巻き込むならば、丁寧に伝えるということを怠ってはいけません。自分の思うように動いてくれないと不満を持つと、それは、自分でも無意識には自分が悪いとわかっている部分があるので、自分の言うことを理解しない相手が悪いと思う部分と衝突し、感情の制御が難しくなり、それを制御する為に、自己否定に入ります。

体のコンプレックスに限界を感じた

人は多かれ少なかれ、自分の身体的特徴にコンプレックスがあります。ですが普段は、そんなに気に留めてはいません。しかし、感情の抑制が難しくなっている時は、その何でもないコンプレックスが、マイナス思考の連鎖の入口となります。自己否定する時、自分の容姿や先天的な何かに矢印は向けやすく、感情を爆発させやすいのです。そして変えられない何かは、自分の存在を否定するのに、もってこいなのです。心配りに失敗したと感じると、自分の存在意義を考え始め、結論がないので、体のコンプレックスにやつ当たりするしかないのです。実際には、心配りとは、周囲のことをよく考えてやろうとしたことですから失敗ということはありません。心配りから出てくるのは、失敗ではなく、対応するとか,もてなす為の経験です。人と人が関わり合う中でうまくいかないことの方が断然多いのですから、全ては学びです。人はそれぞれが変わっていきますから、ずっと同じやり方で回せるわけでもありません。

男女間における思考限界

心配りにおいて、一番厄介なのは、男女間における脳の使い方の違いです。女性は多くの事柄を一つに集約しようとし、男性は何かを突出させようとします。これは、女性は物事を満遍なく処理することを可能にし、男性はこだわりのある部分には力を発揮するということを可能にします。この違いが摩擦を生みます。女性は並列的に状況を判断しているのに対して、男性は直列的に物事を推し進めようとするからです。つまり、女性は同時進行で様々な事を進めていきますが、男性は一つずつ進めていきます。だから、女性からすると先を考えていないとうつるわけです。これが、女性が家族の中で心配りをする中心でなければならない理由です。心配りとは、全体の状況を把握し、家族ひとりひとりの気持ちを察することです。これは、女性にしか出来ないことなのです。男性は求められて、初めて力を発揮します。その求め方を間違う人がほとんどなので、衝突が起きて、家庭が乱れます。男性とは、求めに応じて動くもので、うまく気持ちを乗せてあげないといけないわけです。決して、強制してはいけません。

心配りとは普通ということを知るところから始まる

うまく気持ちを乗せるには、普段、どういう時にどういう反応をするかということをみておかないといけません。そうすることで、何かを頼むタイミングとかどういう伝え方をすれば良いかが掴めるわけです。また、それは、男女間の心の繋がりを深くします。あなたが、この男女間の違いが理解できたのなら、今までとは違う関係を構築していけるでしょう。

この記事を書いた人

堺市北区の中百舌鳥にて占い師をしています。

このブログでは、運命改善に役立つ考え方を書いています。日常どのように考え過ごすと良いかという疑問に答えたく、みなさんが少しでも不安を取り除き、また、自分を見直すヒントとなりますようにスピリチュアルという不可思議な世界観を嚙み砕き、わかりやすく説明しています。占いは、当てものではございません。みなさんが自分で答えを見つけていく、そのヒントをお伝えするものです。このブログから、みなさんが開運するきっかけを見つけられることを願います。