良い道があるとすれば、あなたは本当にその道に進みますか?
あなたの視点から。。だから誤解する

良い道とは、あなたが様々な出来事の意味を知り、自分自身で何かを見出していくことを言います。間違いのない道ではありません。間違いがないとは、こうしておけば何事も起きないということです。何事も起きないところに、あなたが何かを見出す機会などございませんね。

もちろん占いが指し示すのは、あなたにとり最善の歩み方ではあります。

それは、こうしておくと何もありませんよということもありますし、こうして下さいという事を試みた結果起きてた事で初めて、あなたが軌道修正出来るということもあります。つまり、占いは、あなたが良い道を歩むように示すものではありますが、必ずしも、何事もないように導くものでもありません。

あなたが大事なことに気付けるようにしていく、大事なことに気付けたら、そこに幸せが舞い込む。そういうシステムになっていますから、あなたの思考に何らかの刺激を加えるということも多いということです。

よく、取り組むことを反応で出しますと、どうしてそうするのかという質問を受けることがございますが、皆さんのこの質問の背景には二つの理由があります。

ひとつは、自分の視点からしか見えていない場合。それは、あきらかに自分が苦手とすることを言われているので渋る。また、自分が置かれている現状が自分が引き起こしたものではないと思っているケースでは、自分を変えたくはない。むしろ、自分は正しいことをしているのに何でこんなことが起きるのかと思っている。

つまり、自分以外の要因で何か事態が悪くなっていると思われているということです。そして、自分以外の要因を探す時の特徴は、何も受け入れる気がないけど、悪い状態の中、周りの人に頑張っていると思われたいという願望が強いです。その願望ゆえに、私の問題は、誰であっても解決出来ないものであると思い込んでいます。そう信じているので、現状に対して自分が頑張る事があるということを受け入れる態勢にありません。

どんな状況でも、自分が悪くなくても、状況を変える術はほとんどの場合でございます。しかし、それは、自分の視点に立ってしまいますと見失うものです。状況とは、常に客観的に俯瞰して判断すべきものです。全体の枠組みからみて、自分が今、どうするべきかを判断しなければなりません。全体的な視点を持てている時、自分以外の要因が極論するとどうでも良いように見えてきます。だって、自分がすべきことをした方が、何かを成したり、何かを変えていくには早いからです。

自分以外の要因がどうでもよくなっている状態とは、攻撃性がない状態です。だから、とても愛に満ちている状態です。そういう時、物凄い運命の改善が発生します。

どうして、そうするのかと聞かれるもうひとつの理由は、はじめからこのように全体的・客観的視点でおられる方が、ワクワク感で、それをしたらどんな良いことが起きるのだろうという感じで聞いておられます。こういう気持ちになっていると、もう良くなるしかありませんんね。

自分の視点で物事をみてしまっている方は、その理論は無茶苦茶になっていることが多いものです。それは現状に何か問題がありながら、自分はこれが絶対だと思っている方法をやっていて頑張っている。それで良くならないからどうしたら良いかな?と思っているわけです。でも絶対の部分は、何らかの思い込みで曲げる気がないのです。自分の中で絶対的方法として確立されているので、それは変えないのです。それをやっていてダメなのにです。なのにどこを変えたらよいかとずっと考えているのです。答えがでるはずもないのは、わかりますよね。

自分の視点ではなく、全体的な視点から見てみましょう。

真実とは時に。。受け入れたくない

真実とは、自分が見ている事実とは異なる場合があります。それは、自分以外の人の思考はわからないから生じてきます。何かの配慮が逆に人に悪い印象を与えることも普通にあります。配慮とは、あくまで自分がこう思うからという価値観です。それが、他の人に心地よいかというと、そうでもない場合があります。

つまり、自分が見ている事実とは、あくまで自分の価値基準を通してみている世界観ということです。

それは、基準だから変更可能なものです。

しばらく経つと、以前は自分がとっても大事に思っていたことが、今は、そうでもないなあと思う事がありますね。そのように、価値の基準は、変遷していくものです。

真実とは、不変の理です。あなたがどう思おうが、変わる事のない絶対的なものです。

夫婦の愛、親子の愛、家族愛。こういったものは不変の真理として存在しています。

そこから外れているような価値観を修正していくのが、真実を受け入れるということです。占いとは、その真実に沿っていけるように、日々の細かな調整をかけるものです。

しかし、人は、自分が見ている世界にどっぷり浸かっていて、真実をなかなか見つめようという気持ちにはなれません。

これは、いきなりは無理です。

ですが、日々の些細な一つ一つの小さな事柄から、気持ちを解きほぐし、真実へ向かうのですね。それが、占いで、あなたに出すヒントを考えることで出来るのです。ただ、積み重ねということは大事になります。

その都度、小さな真実を受け止め頑張っていく、これが運気を改善することに繋がっていきます。

真実とは、自分の価値観を時に否定するものです。だから受け入れいにくい時があります。ですが幸せとは、真実に近づくことによってのみ可能なので、受け入れ難いものを時間をかけてでも、受け入れていく努力をしていくことが大事になります。

寄り添うとは都合よく。。だからつけ込まれる

寄り添うということを自分勝手な解釈をして、自分中心の世界に人を巻き込もうとする人がいます。

寄り添うとは、相手の気持ちを考えて自分の行動や発言を変えていくということです。ここで勘違いしている人が思うのは、私の状況が悪いから、周りは私に寄り添わねばならないということです。

これは完全に間違えています。

寄り添うとは、相手の気持ちを考えて自分の行動や発言を変えていくこと。つまり、求めるものではなく、発していくものです。

勝手な解釈になっている人は、寄り添ってくださいと人に言います。

求めている時点で相手の気持ちに寄り添ってないですね。人に優しくない行動・発言です。

これは、みんな勘違いしています。だから、寄り添ってよ!なんて言われてしまうと、なんだか罪悪感にかられるのです。それを真に受けると、とてもしんどくなります。絶対に真に受けてはなりません。これを間違えてしまうと、完全に場を、支配され身動きがとれなくなってしまいます。これは、本当の寄り添うということが出来なくなり最悪の事態に繋がりますので気をつけねばなりません。

あなた自身がそうしなければと。。強く拒否る

幸せとは欲すると離れていき、望むと引き寄せることが可能です。

これは、欲するとは誰かから何かを奪う行為であり、望むとはあなたが何かに向かって努力し周囲に何かを与えていく行為だからです。

欲に支配されてしまうと、物や手段や方法論で何かが変わると考えます。

ですから、本当に良い方法があっても、それが自分が思う物・手段・方法でなければ、拒否するものです。

欲とは、自分が変わるのではなく周りが自分に都合よく存在してくれるということを求めます。

幸せとは、何かを変えたくて何らかのやり方を探し、自分を変えていこうとすることで実現できるものです。

自分にとって都合の良い、物や手段や方法論が状況を変えていくということは絶対にありません。

占いにおいて、何かに変化を与える時、物や手段や方法論は、あなたの状況に合わせて発現するものです。ですから、あなた唯一のものであるわけです。

物や手段や方法論が先にあるというのは、固定した物の見方になります。その時点で、他のものには排他的になり、何かを受け入れるという態勢にはありません。仮に、その物・手段・方法が効果を出せるものだったとしても、変化とは、あなたが意識を広げた時に起こるものですから、意識が固くなっていたら変わることはありません。

しかし、一旦、そういう物や手段や方法論に拘りが入ると、その方にとり変われる方法が目の前にあっても、自分の要求に応えるものでないので、受け入れないものです。

運命改善において重要なのは、自分が状況に応じて変化していくということです。その柔軟さがなければ、物事に変化を出すのは無理です。

物事はこうあるべきだ!自分は納得できない!なんて頑なになっていると、運命は変えられません。

正しい方法・答え。。気持ちは揺らぐ

人は常に正しさというものを根底に置いています。何かの基準がないと動きにくいからです。それはあくまで個人が正しいと思うということです。つまり、その方にとっての常識に従い、人は動くということになります。

ですが、その正しさは周りの正しさと違うと軋轢が生じます。正しさというのは、自分の中で培われて身について身に染みているものだから、曲げることがなかなか困難なものです。ですから、その正しい・間違っていないという基準の衝突は、結論が出ず何も生み出すものはありません。

それは、自分の正しさを証明する術がないからです。正しさとは常に誰かにとっては正しく他の誰かにとっては間違っているものだからです。

正しいとは、実は何かにマッチしているかどうかを指します。それは善悪を示すものではありません。

ですから、マッチしなくなった時点で正しくなくなるのです。

社会のルールなんかがそうです。時代に合わせて、今の時代にマッチしたものに変わっていきますね。

あの人、あれだけ主張していたのに、コロッと態度が変わったなんて時も、その方の中で何かマッチしないなという事がその時にたまたま生じたのです。

良い道とは、常に、あなたが何かにマッチしていくと現れてきます。

何にマッチするのか?

それは、あなたのいる環境です。環境とはめまぐるしく変化していくものです。

それは、環境とは人の集合体を指すからです。

自然の環境はめまぐるしくは変わりますが、一定のリズムや規則性があり、生物はそこに適応するように出来ています。

人の集合体における環境の変化とは、まさに千変万化、何が巻き起こるのか予測不可能です。そこには、一人一人の正しさがうごめいているからです。家族であっても、そこは変わりません。あなたは、家庭内で自分の正しさを振りかざして、その正しい方向にもっていこうとしますか?途方もない労力を要します。

時間をかけずに、良い方向にもっていくには、自分の正しさ・正しい答えなど放棄すべきです。だって、その正しいものもいずれは廃れて変わっていくものですよ。運命とは、常に一秒一秒変化していきます。そこに執着していたら、良い道を見出せずに、人生の多くの時間が無駄に流れていってしまいます。しかも、悪い方向に悪い方向に困難さが増していきます。

運命を変えて良い道を出現させるには、あなたが家族の誰かの何かにマッチさせられる部分を常に考えていくことです。

それは難しくはありますが、必ず良い道が出現します。それこそが答えなのです。あなたが掘り起こし見つけ出していくのですね。答えとは、そんな感じのものに過ぎません。始めから、こうしたらこうなるなんて規則は存在しないのです。

あなたが家族に向き合う所に、段々と見えてくるもの。それこそが正しい答えなのです。

この記事を書いた人

堺市北区の中百舌鳥にて占い師をしています。

このブログでは、運命改善に役立つ考え方を書いています。日常どのように考え過ごすと良いかという疑問に答えたく、みなさんが少しでも不安を取り除き、また、自分を見直すヒントとなりますようにスピリチュアルという不可思議な世界観を嚙み砕き、わかりやすく説明しています。占いは、当てものではございません。みなさんが自分で答えを見つけていく、そのヒントをお伝えするものです。このブログから、みなさんが開運するきっかけを見つけられることを願います。